映画『アガサ・クリスティー ねじれた家』公式サイト » STAFF

1974年、フランス生まれ。共同脚本と監督を担当した『サラの鍵』(10)は、全米で外国映画としては最高の興行収入を記録。日本でも、東京国際映画祭で最優秀監督賞と観客賞を受賞し大ヒットを博した。その後、シャーリーズ・セロン、ニコラス・ホルト、クリスティーナ・ヘンドリックスら豪華キャストを迎え「ゴーン・ガール」の原作者ギリアン・フリンによる小説の映画化『ダーク・プレイス』(15)を手掛けた。その他の監督作品に、マリオン・コティヤール主演のエロティックサスペンス『美しい妹』(01/未)、『マルセイユ・ヴァイス』(03)、『クラッシュ・ブレイク』(07/未)等がある。

1949年8月17日、エジブト・カイロ生まれのイギリス人。俳優、小説家、映画監督、脚本家、政治家と様々な肩書を持ち、2011年に男爵を受爵され、貴族院の保守党のメンバーにも属している。俳優として、『ダメージ』(92)、『永遠の愛に生きて』(93)、『ジェイン・エア』(96)、『007トゥモロー・ネバー・ダイ』(97)に出演。脚本を担当した『ゴスフォード・パーク』(01)では、アカデミー賞®脚本賞を始め、数々の映画賞を受賞し絶賛された。その他、『ヴィクトリア女王 世紀の愛』(09)、『ツーリスト』(10)などの脚本も担当。そして世界的大ヒットTVシリーズ「ダウントン・アビー」の企画・製作総指揮・脚本を担当し、2019年9月に公開する映画版の脚本も手がけている。

1890年9月15日、イギリスのデヴォン州トーキーに生まれる。姉マージョリー、兄ルイ・モンタントの三人兄弟の末っ子だった。比較的裕福な幼少時代を送ったが、私立校に進んだ姉兄と違い正規の学校教育は受けなかった。11歳のときに父が亡くなり、経済状態は悪化。お金のかからない読書、特にコナン・ドイルのシャーロック・ホームズに夢中になり、自身でも小説を書き始める。1914年、24歳でイギリス航空隊のアーチボルド・クリスティーと結婚。篤志看護婦をしながら、1920年に長編「スタイルズ荘の怪事件」で作家デビューを果たす。たちまち人気作家となるが、1926年に母が死去。深い悲しみにくれたクリスティーは、謎の失踪事件を起こし世間を騒がす。様々な憶測が飛び交う中、11日後に無事に発見された。1928年にアーチボルドと離婚。1930年には考古学者のマックス・マローワンと出会い、再婚。「そして誰もいなくなった」をはじめ、1976年に85歳で亡くなるまで、長編、短編、戯曲など100作以上を執筆。エルキュール・ポアロ、ミス・マープルなど人気探偵キャラクターを生みだした。


アガサ・クリスティー=著
田村隆一=訳
ハヤカワ文庫刊

1949年に発表されたマザー・グースの童謡「ねじれた男」を巧みに組み入れた完全無欠の殺人ミステリー。「自作の探偵小説の中で、私が最も満足している二作は『ねじれた家』と『無実はさいなむ』である(アガサ・クリスティー自伝)」、「ほとんどすべての方々が『ねじれた家』に好意を持ってくださいました。ですから、この作品が私のベストの一つだという確信は、まちがっていないと思います(ペンギン・ブックス1953年版の序文)」等、自身が誇る最高傑作である。